「ねぇ、あなたはどこに向かって歩いているの?」
「僕が行きたい所だよ」

「それはどこにあるの?」
「この箱庭の果て、そう最果てにあるんだ」

「箱庭だなんて!バカみたい!最果てなんてあるものですか」
「まるで世界の全てを見てきたような口ぶりだね」

「この世界が箱庭だなんて!」
「ああ、君。羊の数を数えるだけじゃ、いい夢は見れないんだよ」


2013-02-25

37℃の感覚


インプットに耐えきれなくなった瞬間からアウトプットが始まる。

『37℃』

頭のどこかがぼんやりして思考が堕ちる。
そこから何か別の感覚が研ぎすまされていくかのよう。

ほんとにこんなこと書いていいのかな?こんな写真でいいのかな?こんなイラストでいいのかな?こんな段組みでいのかな?ほんとに本なんて作ってもいいのかな?
平熱だったら考えて動けなくなることでも微熱だったら大丈夫。あれは何かの熱で突き動かされていたに違いない。そう後で思えるのが微熱のいいところ。ふわーん、ふわーん。いつもより少しだけ変な感じ。

そんな感覚に時々なれたらいいなと思ってる。

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