「ねぇ、あなたはどこに向かって歩いているの?」
「僕が行きたい所だよ」

「それはどこにあるの?」
「この箱庭の果て、そう最果てにあるんだ」

「箱庭だなんて!バカみたい!最果てなんてあるものですか」
「まるで世界の全てを見てきたような口ぶりだね」

「この世界が箱庭だなんて!」
「ああ、君。羊の数を数えるだけじゃ、いい夢は見れないんだよ」


2013-09-11

Independent Text Label


zineレーベルとして動き出していこうとしていたが、この夏の間、色々考えていた。自身のこと、技術のこと、このレーベルのスタンスのこと。

自身については人間としてどうなのよというレベルでの考えと修正。正直なところこれまで「真面目に頑張り過ぎ」ていた。誰かの期待に応えようとなんて思っちゃいかん。それは自分の本懐ではない。自分の期待だけに応えておけばいい。期待値ゼロで生きていくためには自分自身をコントロールしなくちゃならない。そのためにこの夏は生活リズムを変えることに必死だった。

技術はそうね、トータルクリエイターとしてやってきたけど、やっぱり自分には文章がしっくりくるような気がする。デザインやったりしてるけどあくまでもそれは「セカンダリ」。「プライマリ」は文章だと思う。「このレベルのデザイン力でよければやらせてもらいますが・・・」ってお断りを入れなきゃダメなレベルだからな。やっぱ順序は大事だよ。

となると自ずとこのブログのスタンスも変わるよね。zineは自分の文章でアウトプットする形の一つ。それに限定してしまうのはもったいないわ。ラジオCMなどのお仕事も一つのアウトプット。ブログも一つのアウトプット。

自分らしいアウトプットをしてくことにするから、このレーベル、ちょっと変えたんだわ。